教育方針

  • 大久保幼稚園は、幼稚園が欲しいという地域の声により、1970年に園児50人教職員3名で開園いたしました。 建学の理想と公共の誇りを持って、43年を経て3000人あまりの卒園生を送り出し、地域の人々に支えられた、地域に開かれた教育施設として現在に至っております。

    また、平成27年4月、子ども・子育て支援新制度が施行されたことを受け、より充実した幼児教育の振興を目指し、1歳から小学校就学前までの子どもたちの教育・保育を総合的に提供する幼保連携型認定こども園「おおくぼ認定こども園大久保幼稚園」として新たな決意でスタートを切りました。

    本園では、シュタイナー教育の精神に基づき、 人生最初の7年間に作り上げられる正しい肉体の発達が 以後の心身の正しい成長の基盤となると考えます。そのためには、 幼児期は愛情の「莢」(さや)に守られた中で過ごさねばなりません。両親はもとより、 周囲の大人たちの 愛情のあり方、 教育的環境の中の真実性と真摯さ――-つまり、幼児期を過ごす環境が、新鮮さ・透明性・真実性を備え、幼児たちがそれらを全身で感じ取れる環境を用意してあげることが私たちの役割です。

    大久保幼稚園での生活が、 園児の心身を大きく成長させる養分になるよう、 教職員全員が情熱を持ち、 取り組んでおります。

    園長 岡部 和子

  • 大久保幼稚園では、「自由で自律的に生きることのできる人格の育成」という教育目標を基に意志・感情・思考のバランスのとれた心身の育成を心がけています。

    「自由で自律的に生きる」とは、
    自分の考えをもち、自分でやりたいことを見つけられること。
    そのために目標をもって努力・成長できること。
    自分の行動に責任が取れること。
    そして、幸せな人生を歩んでほしい。
    そんな思いから生まれた教育目標です。

人格の基礎をつくる大切なこの時期に、下記の3つの力をゆっくり、たっぷりと育んであげることが、自分のことも他人のことも大切に考えられるような逞しい心に育っていく足がかりとなると考えます。
  • 自分から取り組んでいく心(意志)

    何事にも意欲的に取り組める力を育みたいと考えています。

  • 友だちを大切にする心(感情)

    乳児は集団の中でも一人ひとりの成長を大切に育てます。
    幼児は異年齢で育ちあう中で、互いが尊敬し合い、共感し合い、協力し合える力を育みます。

  • 自分で考えていく心(思考)

    子どもの自己肯定感を育み、困難なことにも自信を持って取り組むことができる力を養います。

能力は黙っていて生まれるわけではありません。自分の体でいろいろな体験をして、経験を積んで、はじめてその子の力となります。力があるから出来るのではなく、さまざまな体験を通して、能力は生まれるのです。
だから、本園では身体を使って体験できる活動をたくさん用意しています。こども園での体験を通して、人間は、自然や社会や動物や植物など、さまざまなつながりの中で生きていることを感じてもらいたい。そして、子ども自身が楽しみをもって、たっぷりとそれを満喫できるように、私たちは次のことを大切に考えています。
  • 愛情の莢(さや)で守られた中での保育

    一人ひとりの子どもたちが、自分らしくゆったりと過ごせること、そして、大人から大事にされ、教師や他の幼児に認められる体験をし、自信をもって行動できるように配慮すること。

  • 発達段階に応じたふさわしい環境

    どの時期に何をどのような方法で身に付けていくかという適時性を考え、幼児の興味や関心に応じて必要な刺激が得られるような、多様な環境を整えてあげること。

  • 手本と模倣

    幼児期は、信頼や憧れをもって見ている周囲の対象の言動や態度などを自分の行動にどんどん取り入れていきます。いつもの自分の言葉や行いが子どもに模倣されていることを意識し、真似されてもよい言葉かけ、行動を心がけます。

  • 縦割り保育へのこだわり

    異年齢保育は、これからの保育のあり方として注目を集めています。年齢の異なる幼児間のかかわりは、年下の者への思いやりや責任感を培い、また、年上の者の行動への憧れを生み、自分もやってみようとする意欲へと繋がります。

    【年上の子にとって・・・】
    ○年下の子に対して優しく対応することを通して、自信につながる。
    ○年下の子に対して思いやり、手伝う、お世話をする、配慮することが自然にできるようになる。
    ○遊びや生活を教えることで遊びに広がりがでて、創意工夫ができるようになる。
    ○年上としての自覚が持てるようになる。意欲的に活動に取り組める。

    【年下の子にとって・・・】
    ○年下の子どもは年上の子にたいして憧れや目標を持ち真似をしようとする。
    ○進級したときに、自分がしてもらったように年下の子に接することができるようになる。
    ○年上の子にサポートしてもらいできたことの喜びが意欲につながる。
    ○憧れから、自立心が育つ。

    年上の子にも年下の子にも、それぞれに役割があり、育まれる力があるのです。
    もちろん、年齢別の活動時間もあり、たくさんの仲間との関わり合いを持つことができます。

  • 保護者とこども園の連携

    子どもたちが幸せな人生を送れることが、延いては世のため、未来のためへと繋がります。ご家庭と園とが自分たちの役割をきちんと理解し、共に協力して、子どもたちのために今できることを精一杯してあげること。それが子どもの育ちに関わる私たち大人の役割だと考えます。
    「子どもたちが幸せになるために、どのようなことが、今、必要なのか」を共に考え、子どもたち一人ひとりが、お父さん、お母さんと、教師全員と関わり合って、協力し合い、学び合い、共に成長していけるこども園でありたいと思っております。


  • Access

    おおくぼ認定こども園
    大久保幼稚園
    〒316-0012
    日立市大久保町4-10-7
    TEL 0294-33-2274
    FAX 0294-38-2584